整形外科
整形外科では膝(ひざ)関節、股関節などの関節疾患や脊椎疾患に対する専門的治療を行っています。特に関節疾患に対しては様々な病期に対して、幅広い治療を行えるように努め、人工関節と再生医療の専門外来を設けて診療を行っています。外来は月~金までの毎日行っています。受診方法は紹介状の必要はなく、当日の受診が可能です。
当科の特徴
当地域は果樹栽培や稲作など農業が盛んな地域です。全国に先がけて高齢化が進んでいる地域の一つであり、80歳を超えても現役で農業を行いながら生活している患者さんがたくさんいらっしゃいます。患者さんの多くは手術後も第一線で農業や仕事に復帰し、自立した生活を希望して手術を受けられています。
整形外科では基本的にクリティカルパスに沿って手術・リハビリテーションを行いますが、当院の特徴である一人一人にきめ細かなオーダーメイドの治療を併せて行う環境が整っています。例えば、遠方からの患者さんや一人暮らしの高齢患者さんなど、完全に機能回復した後に退院を希望される場合は、入院期間を延長してプログラムを組み、継続したリハビリテーションを行っております。
今後も丁寧な手術と術後の診察を行いながら、地域の皆様に親しまれ信頼される、身近で高度な医療を供する整形外科を目指し努力してまいります。
人工関節・リハビリテーションセンター
2016年4月より病診連携をさらに円滑なものとし、安心で安全な医療を提供することを目的に人工関節・リハビリテーションセンターを開設しました。
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紹介ビデオ↓
人工関節・リハビリテーションセンターの紹介ビデオを視聴する
再生医療外来
2021年10月より再生医療の一環として、変形性ひざ関節症に対するAPS療法(次世代PRP療法)を開始しました。
詳細はこちらから。
診療実績
2001年からの人工関節置換術の総件数は2021年10月に6000例を超え、その診療実績は『病院の実力』(読売新聞東京本社)や『いい病院』(朝日新聞出版)などに19年連続で掲載されてきました。
また、2005年より積極的に人工関節置換術に最小侵襲手術(MIS)を行い、出来る限り早期に機能回復が得られるように努めています。
2016年よりコンピューター支援手術(ナビゲーション)を導入し、症例に応じて行っています。
2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
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全手術数 | 693 | 751 | 722 | 696 | 827 |
人工関節 | 391 | 430 | 443 | 426 | 480 |
脊椎手術 | 30 | 58 | 45 | 46 | 30 |
骨折手術 | 51 | 49 | 40 | 31 | 64 |
人工骨頭 | 33 | 32 | 25 | 34 | 24 |
上肢手術 | 49 | 51 | 44 | 32 | 27 |
健康応援番組『「痛い」にせまる! 中高年のひざの痛み 』
鈴木 健太郎 医師が出演した健康応援番組『「痛い」にせまる! 中高年のひざの痛み 』を視聴できます。(画像をクリックしてください)
日本整形外科学会症例レジストリーへの参加
2020年4月より整形外科の運動器手術を受けられる患者さんの診療情報を日本整形外科学会のデータベースに登録させて頂いております。
当院では「オプトアウト方式」を採用しているため、登録対象の手術を受けた場合は、拒否のお申し出がない限りこの症例登録にご同意頂いたものとして登録をさせて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
診療スタッフ
4人の常勤医師で診療を行っております。3人は日本整形外科学専門医です。チーム医療を心がけ、各疾患に対して相談しながら治療にあたります。
また、土曜日(不定期)に信州大学の田中厚誌先生が外来診療を行っております。
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鈴木 健太郎(整形外科部長)専門領域 |
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矢嶋 秀明(整形外科副部長)専門領域 |
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小林 貴幸(整形外科医長)専門領域 |
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小林 北斗(整形外科医長)専門領域 |
受診方法
診療日は、
午前:月曜日・水曜日・金曜日/土曜日(不定期) <受付8時15分~11時>
午後:火曜日・木曜日・金曜日 <受付13時~16時>です。
予約や紹介状が無くても診察可能です。
学会出張等で休診日もありますので、電話で診察日の確認をお願いします。