院長 ご挨拶

 

社会医療法人栗山会 飯田病院院長 原 重樹

 戦時中飯田に疎開していた岸田國士が飯田の町に詩を寄せて、「粛然として古城の如く丘にたつ町」と表していますが、当院は、遠く赤石連峰や伊那山脈を望み、天竜川をみはるかす、その旧飯田市のいわゆる「丘の上」にあります。
 明治36年に開院以来、地域の皆様のニーズを勘案しながら、「仁の心」という病院理念のもと地域密着型病院として仕事をしてきました。
 平成10年から近代化事業として建物の全面改築を行い、平成14年に新装なって創立100周年記念事業を行いました。民間病院がこの長きに亘って仕事を続けてこられたのは、先人の努力のおかげですが、加えて地域の皆様の支えとお互いの信頼関係があったからこそと考えております。
 現在は、一般科病床(内科、外科、整形外科、眼科、耳鼻科、泌尿器科)と精神科病床が約半々ずつ、計ほぼ450床というやや珍しい形態の病院です。又癌の診断や治療面などの不安に対して専門的な相談が受けられる病理外来や精神科に併設されている認知症疾患医療センターは県内でも数少ないものです。
 一方、地域包括ケアシステムの構築が進められている現在、他施設との連携を含む在宅医療の重要性は益々高まっておりますが、飯田病院附属阿智診療所と仲の町診療所はいずれも在宅療養支援診療所として活動をしております。
 平成の時代も間もなく終わろうとしていますが、時代の変化に適切に対応しながら益々診療内容を充実させていくよう、医師をはじめ多くの職員がお互いに声を掛け合って日々研鑚しております。
 是非当院をご利用頂き、なんなりとご相談頂きたいと思います。

平成30年1月

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